倫理研究所は、文部科学省生涯学習政策局所管の民間の教育団体です。
昭和23年に社団法人の許可を受けて、<研究><教育><出版><普及>の諸活動を行っているほか、文化活動や環境美化活動にも力を入れています。
 創立は昭和29年9月3日ですが、これは敗戦により国情が混乱し、道義が退廃した国の姿を憂え、創立者・丸山敏雄が論文の筆をとり、「倫理運動」を創始した日です。
 昭和21年に研究機関「新世文化研究所」(翌年「社団法人新世会」と改称)を設立し、26年に「社団法人倫理研究所」と改称しました。
会の構成員は活動の趣旨に賛同する全国の個人または法人の会員で、この運動は創立者が没してからも着実に全国に普及し、現在に至っております。




信 条


1、我等は、喜んで苦難に当たり、進んで己の本分を完く致します。

2、我等は、一宗一派に執せぬ高き信仰と、道義の実践とを生活の両翼と致します。

3、我等は、まず和やかな家庭をつくることを実行の第一歩といたします。

4、我等は、日本文化の本質を明らかにし、世界の文化を摂取して、生活の向上に努めます。

5、我等は、人を愛して争わず、世界の平和に貢献いたします。




倫理研究所とは?


私たち一人一人が、和やかな家庭、朗らかで活力のある職場、明るい地域社会を築くこと、それが美しく平和な社会を建設する第一歩であり、社会の礎ともなります。
人が人として明るく暮らせる素敵な社会を築くために、人間生活の筋道を学び日々の実践に努める人の輪が広がってほしいと願わずにいられません。
だからこそ私たちは生涯にわたって学び続けるのです。
そんな「生涯学習」の活動を幅広く地域社会の皆さんとともに各地で様々な形で行っているのが「倫理研究所」です。





純粋理論とは?


純粋理論は日本の精神文化や歴史宗教等の研究を土台にして発見された《人間生活の法則=すじみち》です。
実生活のひと時も離れることのない生活のルールといえます。
人間を幸福に導き、平和で豊かな社会を築く基本の《くらしみち》であり、旧道徳を超える生きた生活法則です。
それは日常生活のあらゆる場面において、だれもが実験実証できます。
《明朗》=ほがらか、《愛和》=なかよく、《喜働》=よろこんではたらく、これがその実践であり、《純情》=すなおな心になることが純粋倫理の核心です。
朝早く、目がさめたらサッと起きること。
誰にでも明るく朗らかに挨拶をすること。
整理整頓、後始末をきちんとすること。
いずれも日常生活の身近な、あたりまえのことです。
このあたりまえの事柄を実践することで、生活を改善し、家族や職場をはじめとする人間関係を豊かなものにしようというのが、倫理の実践です。
平凡な中にある非凡な真理を知り、日々の実践に努めることがどんなに素晴らしい結果をもたらすか、それは多くの実践、体験が実証しています。
そんな人間向上の道、生活向上の規範が純粋倫理であり、実践こそが大切だということを教えてくれます。




倫理研究所の施設


★倫理文化センター

〒101−8385 東京都千代田区三崎町3−1−10
TEL 03−3264−2251 FAX 03−3237−0912
URL http://www.rinri-jpn.or.jp

会議室やホールは各種行事にも使用できます。


★倫理資料館
〒180−0022 東京都武蔵野市境5−6−25
TEL 0422−52−2251

約15万冊のと書類を収蔵できる書庫を備えています



★地方倫理会館
全国に12の倫理会館があり、その地方での活動の拠点となっています。


★富士教育センター
〒412−0008 静岡県御殿場市印野1383−9
TEL 0550−89−2677 E−mail fuji@rinri-jpn.or.jp

倫理研究所の教育施設。センター内には「富士高原研究所」「富士倫理学苑」「丸山敏雄記念館」「富士万葉植物園」があります。
「丸山敏雄記念館」には、創立者・丸山敏雄が心血を注いだ論文の数々、書や短歌、遺品を展示、昭和44年に開園した「富士万葉植物園」は約1ヘクタールの庭地に万葉植物約145種が配置され、一般にも公開されています。入場料無料



★海外との交流
倫理研究所では、海外普及にも力を注いでいます。
米国支部である「倫理研究所USA]は、1997年にアメリカ合衆国政府より非営利団体の認可を受け、ガーデナ市にオフィスを設置。
日系社会を中心に倫理セミナー・講演会の開催、書道・短歌の指導など、幅広い活動を行っています。
また、2001年1月に発足した「ニューヨーク倫理友の会」では倫理文化の交流をとおして、日米両国の友好を深め、お互いの発展に寄与し、世界平和に貢献することを目的に活動を進めています。
さらにブラジルや中華民国でも支部を置き、純粋理論の実践や国際普及に力を注いでいます。


TOPへ



当サイトに掲載されている情報・画像の無断転載を禁止します。
当サイトに関する著作権は大洲喜多倫理法人会が有します。
Copyright(C)Oozukita RinrihoujinkaiAll Rights Reserved